順列都市
自分の「コピー」を,コンピュータ上でシミュレーションできるほど進んだ時代
主人公は,自分の「コピー」に対してある実験を行います.
その実験は,「コピー」の立場からすれば,非常に「非人間的」な内容です.
そして,その過程から,主人公はある一つの結論にたどり着きます.
この本には,「コピー」という存在や,その存在から見たときの世界の有り様が,詳しく書かれています.
また,主人公の立てた仮説や,仮説を実行した後の...と,これ以上書くとネタばらしになってしまいます.
一度読んでみることをお勧めしたい作品です(「コピー」をシミュレーションするだと?できるわけ無いだろ,というツッコミは無しで...).
おすすめ度の平均:時空が暴走する
時空が暴走する
進化しすぎた脳(ブルーバックス)
一般向けの科学書
最新の脳科学の研究を紹介し,学生との講義スタイルで話が進行していきます.
この本では,著者の意見が多く述べられています.
これは,一般向けの科学書としては,良いことだと私は思います.
この本に勢いを与えていて,非常に好奇心を刺激されました.
正しい(のかどうか,疑問だけど)知識が欲しければ,専門書を読めばよいわけですし.(^_^;
池谷 裕二
講談社
売り上げランキング: 1430おすすめ度の平均:イメージをわかせることができる
初めて読みました