リンクが通った!
CLAPACKがらみでリンカエラーが出ていたのですが,きちんと設定しなおしたところ,無事通りました.
以下,Visual Studio 2005での話です(いまは,C++/CLIでCLAPACKのラッパクラスDLLを作成し,C#からの利用をたくらんでいるので...).
- インクルードファイルのパスを設定しておく.
- DLLプロジェクトのメインとなるcppファイルに,CLAPACK/F2CLIBS/f2c.h,CLAPACK/BLAS/WRAP/blaswrap.h,CLAPACK/BLAS/WRAP/fblaswr.h,CLAPACK/clapack.hをインクルードする(extern "C"でくくること).
- 追加のライブラリディレクトリとして,clapack.libのあるディレクトリパスを設定する.
- 追加の依存ファイルとして,clapack.libを設定する.
- ランタイムライブラリは/MD(Releaseモード),および/MDd(Debugモード)を指定する(CLAPACKのランタイムライブラリ指定と合わせた).
リンクの段階でwarningが出ることがありますが,これは「clapack.libのデバッグ情報がないけどリンクしておくぞ」といった内容なので,とりあえずは問題ありません.
また,f2c.hファイルに定義されているマクロを#undefしておくことをお奨めします.